19th Irish Decanter & 6 Wine Glasses

19世紀前後 アイリッシュ デキャンター&グラス

アイルランドのガラス産業は18世紀後半から19世紀中頃までが最盛期であった。
当時のイギリス国王ジョージ3世(1783〜1820)からの受注を契機に、広くヨーロッパに名前が知られるようになりイギリスやボヘミヤなどにも影響を及ぼすほどになった。
このデキャンターとグラス6脚セットは1820年代の上質なカットガラスが作られていた時期のもので、アイリッシュガラスの特徴である重量感のあるクリスタルガラスにストロベリーダイヤモンドカットを施しており、カットの繊細な輝きと合わせて、気品のある美しさが魅力的である。