Bohemian Gold Sandwitch 19th Centry
19世紀中頃 ボヘミア ブルーフラワー・ゴールド・サンドウィッチ・グラス
円筒の型で型吹きした後、垂直に全面カットを施したタンブラーである。このガラス器の特徴は、ボヘミアン・グラスの秘法である、ゴールド・サンドウィッチ・グラスの特技を応用して、底部の花文様を上面に乱反射させてみせているところにある。技法は、タンブラーの底部に青色等エナメルで花を描き、金泥を底部全面に塗った後、底葢となるガラスのまわりに接着剤をつけ、二重底にしたものである。